2015年04月02日

日本人は「米食」から「乳食」の民族になった

今月は少し視点を変えて、私たちが栄養の宝庫と思ってきた牛乳・乳製品について、必ずしもいい影響ばかりではないことを少し解説してみたいと思います。

日本人は「米食」から「乳食」の民族になった。

戦争に負けて、進駐してくるアメリカ兵の体格に圧倒された当時の日本政府は、1954年(昭和29年)酪農振興法を制定。国民の体位向上をめざして牛乳・乳製品の国内生産を奨励、多額の税金を投じてきました。

また国内産の牛乳・乳製品の消費促進のため学校給食に用いる政策などもあって、日本での牛乳・乳製品の摂取量は著しく増大しました。

一方、1965年(昭和40年)国民1人1日当たり350g食べられていたお米は2000年には150gまで減っています。逆に、牛乳・乳製品の摂取量3.1gが1995年144.4g(約47倍)と大幅に増えています。

また、農林水産省の食糧需給表によると現在の日本全体のお米の消費量約800万トン。これに対し牛乳・乳製品の消費量は1985年(昭和60年)にお米の消費量を抜き、いまや1200万トンにもなっています。正に、日本人は主食のお米より、圧倒的に大量の牛乳・乳製品を消費しているのです。

牛乳・乳製品含まれる女性ホルモンの作用

牛乳は牛の血液からつくられるので、妊娠中の乳牛からとった牛乳には女性ホルモンが含まれている上、搾乳量を上げるため牛に女性ホルモンを投与することなどによって牛乳には女性ホルモン量が更に多く含まれます。

*思春期(14歳)女子でみると牛乳・乳製品を多く摂っている体型、ほっそりと背の高い女子ほど30年後に乳ガンに罹る率が高くなっている。

*2000年4月厚生労働省の研究班は、牛乳・乳製品を多く摂ると前立腺ガンになるリスクがある、という研究結果を発表している。

*デンマークで徴兵検査を受けた若者701人の食物摂取量調査で、飽和脂肪酸摂取量と精液との関係を検査した結果、牛乳・乳製品と肉など飽和脂肪酸を多く摂取している者ほど、精子濃度と総精子数が少ないことが判明した。
飽和脂肪酸を最も多く摂っている群と最も少ない群とを比べると精子濃度で38%、総精子数で41%も少なかった。

この続きは、また次回に。

posted by 町田建治 at 08:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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