2014年05月13日

思い込みによって、「正しく間違う」ことの多い栄養学

ひと昔前までは「牛乳さえ飲んでいれば栄養は万全・・」
という牛乳神話がまかりとおっておりました。でも、いまでは世界規模での臨床栄養学の解明がすすみ、牛乳は摂らなくてもいいもの、もっといえば摂ってはいけない飲み物にさえなっています。カルシュウム不足解消には牛乳だ、骨密度が低いので牛乳だ、背中が丸くなってきたので牛乳だ、などの思い込みが「正しく間違う」ことになるのです。

 ヒトにとって、牛乳に含まれるタンパク質は分解・消化されにくく、ヒトは体の中ではうまく栄養として摂りいれることができないのです。そのうえ、体内に入ると酸性側に作用する牛乳由来のアミノ酸は酸アルカリ平衡を崩します。ヒトの健康は血液がややアルカリ側にある「アルカロージス」が健康的な酸アルカリ平衡といわれています。そのため骨に蓄積していたカルシウムを溶かして、その平衡状態を保とうとします。


カルシウム不足のために牛乳を飲もうと思っている人にとっては由々しき大問題です。
これが「カルシウムパラドックス」といわれている悪循環なのです。世界で一番牛乳を摂っているアメリカ人女性に骨粗しょう症が最も多いことから、このような栄養学的な解明がすすんでいるのです。
また、日本人の場合、85%の人が乳糖不耐症といって、牛乳の成分である乳糖を分解できない体質になっています。ほとんどの日本人が牛乳を飲むと下痢をする原因にもなっています。


 女性の中には、便秘解消のためにヨーグルトが欠かせない、という人も多いようですが、これもやめた方が賢明です。
ヨーグルトは乳酸菌の働きによって、乳糖がグルコースとガラクトースに分解されているので乳糖不耐症でも問題なく摂取できます。が、実はこのガラクトースがえらく体に悪さをするのです。

 ガラクトースを吸収すると白内障などのリスクを高めることが最近になって判ってきました。また、ガラクトースは、特定の成長ホルモンだけを過剰にする作用があります。そのため、ガンの増殖を促進してしまうことも指摘されています。昨今は、欧米系の食生活習慣、特にヨーグルトやチーズなどを多く食べるようになってから、乳ガンや卵巣ガン、前立腺ガンが増えています。

加えて、いまは安全な牛乳を手に入れるのが難しい、といわれております。日本での乳牛は、不自然な環境で育てられていますし、主な飼料の米国産トウモロコシはほとんどが遺伝子組み換え作物といわれております。
 乳製品が好きな人は、良質なものを少しだけとるくらいにしたいものです。たまーに、ヨーグルトにハチミツをかけて食べちゃいました、とか、素敵なイタリアンレストランでピザをたべちゃいました、くらいがよろしいのではないでしょうか。習慣化、多食化は避けていただきたいと思います。


「豊かな食生活が招く病気」は、医者でもクスリでも治せません。
 健康と栄養に関する世界的な権威者、コーネル大学栄養生化学部教授T・コリン・キャンベル博士は、「豊かさが招く疾病」=「過剰な動物性タンパク質摂取の食生活」について次のように警告しています。
 アメリカでは「豊かさが招く疾病」で、たいていの人が決まった道をたどって死んでいきます。「ガンになるための特別な食事」とか「心臓病にかかる特別食」などはありません。ガンに罹りにくい食事が、心臓病の予防にも役立ち、同時に肥満・糖尿病・白内障・黄斑変性症・アルツハイマー病・多発性硬化症・骨粗しょう症などによいことは、今や世界中の研究者によって集められた証拠が物語っています。

 豊かさの象徴となっている欧米型の食事が招く疾病は、病気促進要素が過剰で健康促進要素が不足している有害な食生活からの発症です。逆に、「植物性タンパク質が豊富な丸ごと大豆と食物センイの多い食事」は、健康促進要素が多い食生活として今からでも、すぐに変えてほしいと思います。

 これを裏付ける証拠の一つですが...
ラットの実験ではガン病巣の成長は動物性タンパク質の投与量を変えることによって、増大させることも減少に反転させることもできます。ガン病巣の成長は、体の成長に必要な動物性タンパク質の量を満たしたときか、それを超えた時から始まります。つまり、動物性タンパク質の摂取量次第でガンの進行をONにもOFFにもすることができます。

 また、植物性タンパク質中心の食事などによって、血中のコレステロール値が170〜70mg/dlに低下すると、疫学的に肝臓ガン・直腸ガン・肺ガン・乳ガン・脳腫瘍・胃ガン・食道ガンは95〜99.9%の確率で減少します。


 大豆発酵菌食「豆汁グルト」、全粒粉「豆汁生活」をお勧めします。
 豊かな食生活とは、珍しいものおいしいものがいっぱいの食生活ではありません。腹6分でも必要な栄養素をしっかり摂取できる食生活、つまり少食でもヒトが生きていくうえで必要とされる各種栄養素をバランスよく十分に摂取できる食生活が、病気を遠ざける「豊かな食生活」なのです。


 弊社は創業15年目を迎えます。米と大豆に特化して、このような豊かな食生活に必要な食品をたくさん開発してきました。特に、弊社が埼玉県鴻巣市に建設した食品工場から生まれた丸ごと大豆の発酵菌食「豆汁グルト」は最近のヒット作です。

今後とも、皆様の元気で長生きに貢献していく所存です。

                        平成26年5月吉日
                        株式会社リブレライフ
                        代表取締役 町田 建治
posted by 町田建治 at 17:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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