いま、日本では、誰もが豊かな食生活を満喫しているように見えます。一時、『銀座のコジキも糖尿病…』と話題になったことがありました。でも、本当に「豊か」なのでしょうか。ただ単に、口においしく高カロリーだけで、むしろ病気になりやすい「貧しい食生活」をしているのではないでしょうか。ここでいう「貧しい食生活」とは、活性酸素によって体を酸化させる「高カロリー低機能性栄養成分」の食習慣のことです。
人類が誕生した太古の昔から数百万年の間、ヒトは、その土地で採れる旬の産物を丸ごと食べる食生活をしてきました。この「丸ごと」が、ヒトの体の仕組みにとって大切なところです。その点、欧米型・現代型となったいまの食生活習慣は異質です。

このように、私たちが普通と思いこんでいる、この「異質な」食生活を見直し、全ての老若男女ともども、ピンピン元気で天寿をまっとうできる日本にしようではありませんか。そのため私たちは、カロリー摂取量を抑えながら高機能性栄養成分をしっかり摂る必要があるのです。
弊社は創業以来、現代版「江戸わずらい(ゼイタク病)」に役立つ「食べる米ぬか」づくりに努めてきました。抗酸化力のある「玄米素材ギャバ200」のほか、今春、新発売した「豆汁生活」は、時代がもとめる低カロリーの高機能性栄養食です。
「タタミのうえでの天寿をまっとう」を応援したい
昭和13年生まれの私は後期高齢者の75歳。この十数年間、毎朝「玄米素材ギャバ(=食べる米ぬか)」を大サジ1杯食べるだけの朝食です。おかげさまで風邪などとは無縁、その上すべての検査数値が良好という状態です。
でも、さすがに最近、残りの人生時間を考えるようになりました。私たちは、誰でも寿命がきます。最期はどのような死に方になるのでしょうか。怖いですね。いやですね。あまり考えたくないですね。でも、このことを少し調べてみました。
日本の人口は、1億2千万人です。一年間の死亡者数は、約108万人ですので、117人に1人が亡くなる計算となり、死亡率は0.86%となっています。ここからが、大いに興味がある数字です。この死亡者数108万人のうち、交通事故・地震・火事・天災などの事故でなくなる事故死が4万人、うつ病やノイローゼなどが増えて今や自殺は男2万人女1万人の計3万人、圧倒的に多いのが病死の97万人で、老衰死(自然死)は、たったの4万人となっています。
どうですか?めでたく老衰死(自然死)できる人が意外と少ないと思いませんか。タタミのうえでのPPK(ピンピンコロリ)組は、100人中4人もいないのです。豊かな時代の日本に生まれながら、本当にもったいないことです。
私は必ずPPK組に入ろうと思っています。
元気で長生きを旗印にしている会社の広告塔である私が、「死因が慢性病なんてトンデモナイ」という意地もあるのでしょうか。とにかく人生の残り時間を元気で楽しく過ごすためにも、低カロリーの高機能性栄養成分食材の選択→生活習慣病に罹らない食事→免疫力を強くする、を心がけていきたいと思っています。
自分の命が一番なら、毎日の食べ物と食べ方も一番いいものに
「豊かな食生活が招く」現代病は、過剰な動物性タンパク質、過剰な精製加工食品素材、過剰な砂糖・油脂摂取などの結果です。つまり、カロリー摂取量だけが過剰→体の中が酸性化→糖尿病や動脈硬化を形成→毛細血管の目詰まり→ガンなどの慢性病に、という悪循環が原因です。
この原因、摂取カロリー量を適量に抑えるとなると、いまでさえ不足している栄養機能性成分のビタミン群ミネラル類・食物センイ・食物酵素などをどう摂ったらいいのでしょうか。
ヒトの体に必要なビタミン群ミネラル類やファイトケミカルズ(植物がつくりだす各種機能性栄養成分)が不足すると、その不足情報を脳が察知して「食べろ、まだ食べ物が少ない!」と指令するのです。
これが美味しいものだけ食べている欧米型・現代型食生活の欠陥です。
そのようなことから新しい栄養学では、毎日の食べ物を極力「穀物丸ごと」「野菜や魚を生のまま」摂取するなど、自然の恵みを活かした食材の選択をすすめています。体に必要な各種栄養素が毎日の食事から入ると、私たちは必ず少食になっていき、無理なく若いころの体重に戻っていくのです。
弊社は創業以来、自然の恵みを丸ごと活かした食品を創りつづけてきました。
「玄米素材ギャバ」「美養玄米ブランスティック」「スーパー玄米」
は、現代人に不足している機能性栄養成分の固まりです。
このほかに、酸化した体を還元体質に変えるマイナス水素イオン食品「おはよう水素」、体にいい植物性タンパク質食品「豆汁生活」など、この機会に一品一品、吟味していただきたくお願いいたします。
